【悪代官】竹中平蔵が嫌いと言われる理由4選!消費税増税と格差拡大に関係してる?

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日本の実業家、政治家、経済学者として活動している竹中平蔵さん。

過去には総務大臣を務めているとても優秀な人物ですが、そんな竹中平蔵さんが嫌いとの声がネットで上がっています。

そこで今回は、竹中平蔵さんが嫌いと言われている理由を調査しました。

【悪代官】竹中平蔵が嫌いと言われる事実と根拠

竹中平蔵さんが嫌いとネットで声が上がっていました。

竹中平蔵さんが嫌いと言われている理由はいったい何なのでしょうか?

実際に見ていきましょう。

①消費税増税に関係してる?

竹中平蔵さんは2001年から小泉純一郎内閣で経済財政政策担当大臣を務め「構造改革」を進めました。この構造改革の目的は、無駄な支出を削減し、効率的な経済運営を目指すことでした。

こうして聞くととても良い政策のように聞こえますが…

ですが、この改革では政府が支出を抑える一方で、社会保障や公共サービスに必要なお金をどこから調達するかという問題が上がっていました。

特に、高齢化社会が進む中で、医療や年金などの社会保障費が増加し続けていたため、その財源を確保する必要がありました。

竹中平蔵さんは所得税や法人税などの直接税を軽減する一方で、消費税のような間接税に依存する方向性を示しました。

これにより、企業や富裕層の負担は軽減されましたが、その分、一般市民が広く負担する消費税の重要性が高まったと言われています。

また、竹中平蔵さんの政策により、派遣労働など非正規雇用が増加し、一部では所得格差が拡大したと批判されています。

この結果、低所得者層への支援が必要となり、さらに財源確保のため消費税増税が議論されるようになりました。

ですが、竹中平蔵さん自身は消費税増税には反対の立場です。

「経済成長を優先すべき」と主張していますが、竹中平蔵さんが進めた政策によって政府の借金を減らすことがより強く求められるようになり、その手段として消費税増税が必要だと考える人々が増えたと言われています。

竹中平蔵さんの政策は直接的に消費税増税を推進したわけではありません。

しかし、その影響で財源不足や格差問題への対応策として消費税増税が議論される土台を作ったとみられています。

➁格差社会への関与

竹中平蔵さんは、2001年から2006年にかけて、小泉純一郎首相の内閣で重要な役割を果たしました。この時期に行われた「構造改革」と呼ばれる政策が、格差拡大につながったと言われています。

この政策の目的は、日本経済を強くすることです。

そのために、竹中平蔵さんたちは「競争社会をつくり、弱い者は去り、強いものは残る」という考え方を持っていました。

これは、企業同士の競争を促し、効率の良い企業だけが生き残れるようにするという意味です。

しかし、この政策には批判の声もありました。

例えば、中小企業を「不良債権」として扱い、競争力のない企業に市場からの退場を迫ったとされています。また、労働法制の規制緩和を進めたことで、非正規雇用が増えたと言われています。

これらの政策の結果、一部の人々は豊かになりましたが、同時に仕事を失ったり、給料が下がったりする人も増えました。そのため、社会の中で豊かな人とそうでない人の差が広がったと考えられています。

ただし、竹中平蔵さん自身は改革で格差が広がったということはないと主張していて、むしろ、統計では構造改革の時期に格差が縮小したとも話しています。

竹中平蔵さんは、格差そのものよりも貧困問題に注目すべきだと考えていて「金持ちを貧乏人にしたところで、貧乏人が金持ちになるわけではない」という考え方のようです。

このように、竹中平蔵さんの政策が格差拡大につながったかどうかについては、さまざまな意見があります。

また、経済政策の影響は複雑で、一概に良い悪いと判断するのは難しいものだと思います。

③社会保障費削減の主張

竹中平蔵さんは、最近提案しているのは、「ベーシックインカム」という制度になります。

これは、すべての人に毎月一定のお金(例えば7万円)を配るという考え方です。

しかし、竹中平蔵さんの提案には大きな問題があると多くの人が指摘していて、それは、このお金を配る代わりに、年金や生活保護などの既存の社会保障制度をなくすというもの。

現在の社会保障制度は、病気になったときや高齢になったとき、また失業したときなどに、人々の生活を支える重要な役割をしています。

例えば、医療費の補助や、高齢者への年金支給、生活に困った人への生活保護などがありますね。

竹中平蔵さんの提案では、これらの制度をすべてなくして、代わりに毎月7万円を配るというものです。

しかし、多くの人々は「7万円だけでは生活できない」「病気になったときの医療費はどうするのか」といった不安の声を上げています。

特に批判が集中しているのは、この提案が本当の意味での「ベーシックインカム」ではないということ。

本来のベーシックインカムは、既存の社会保障制度に加えて支給されるものであり、それらを置き換えるものではありません。

また、竹中平蔵さんの提案は、社会の中で弱い立場にある人々を助ける仕組みを弱めてしまう可能性があるとも指摘されていますね。

病気の人や高齢者、失業した人など、特別な支援が必要な人々にとっては、一律7万円の支給では十分な生活保障にならない可能性があるからです。

このように、竹中平蔵さんの社会保障費削減の提案は、多くの人々の生活を不安定にする可能性があり批判を受けています。

④企業優遇政策

竹中平蔵さんは、日本の経済を良くするために、企業が活動しやすい環境を作ろうとしました。しかし、この考え方が「企業ばかりを大切にしている」と批判されています。

例えば、竹中平蔵さんは「労働者派遣法」という法律を変えて、会社が働く人を簡単に雇ったり解雇したりできるなどです。

これは企業にとっては都合が良いのですが、働く人々の立場からすると、仕事を失いやすくなったり、給料が安くなったりする心配があります。

また、竹中平蔵さんは大企業に対する税金を減らすことも提案していて、企業にとっては嬉しいことですが、その分、国の収入が減ってしまいます。

そのため、社会保障や教育などに使えるお金が少なくなるのではないかと心配する人もいます。

さらに、竹中平蔵さんの政策によって、大企業の利益は増えたのに、働く人々の給料はあまり上がらなかったという指摘もあります。

これによって、お金持ちと普通の人々の間の差が広がったのではないかと批判されています。

竹中平蔵さんは、こうした政策によって日本経済全体が良くなり、結果的に皆が豊かになると考えていました。

しかし、実際には思ったほど効果が出なかったり、逆に問題が起きたりしたため、多くの人から批判を受けていますね。

ただし、竹中平蔵さん自身は、自分への批判は「悪意あるキャンペーン」だと反論していて、経済政策の効果を判断するのは難しく、人によって意見が分かれることがあるのは間違いないですね。

竹中平蔵が好きとの声も!

竹中平蔵さんが好きとの声も多く上がっています!

政策のことで批判されることの多い竹中平蔵さんですが、好き嫌いにかかわらずどちらの意見も充分理解し、意見することが大切です。

これからも日本の為に考え活動してほしいところではありますね!

【悪代官】竹中平蔵が嫌いと言われる理由4選!消費税増税と格差拡大に関係してる?まとめ

いかがでしたでしょうか?

竹中平蔵さんが嫌いと言われる理由4選を調査しました。

実業家で経済学者として活躍している竹中平蔵さんの今後の動きに注目ですね!

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